助産師

ベビー係は産まれたばかりの赤ちゃんを守るための素敵な役割があります!

皆さんこんにちは!

助産師ブロガーのえりです!

よろしくお願いします!

前回は褥婦さん・妊婦さんとの関わりに関してお伝えしてきました。

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今回はベビー係に関してお伝えしていきます。

ベビー係と聞くと1日中赤ちゃんと「遊んでるの?戯れているの?」

と思う方もいるかも知れません。

しかしそんなことはありません!

 

ベビー係は自分で訴えることの出来ない赤ちゃんを

責任もって見なければいけないため責任が大きい係です。

ベビー係の1日とは?

私の施設のベビー係の1日のスケジュールは、

朝新生児室に赤ちゃんが大集合する所から始まります。

 

日によりますが、沢山産まれた週は新生児室が赤ちゃんで多い尽くされます。

バイタルサインや黄疸の値を測り、体重を測定し清潔ケアを行います。

その後は小児科医の診察が始まります。

診察では、診察だけの場合と必要に応じて検査などを行う場合もあります。

そのため、検査が必要な基準や定例の処置などは把握しておきましょう。

 

施設によって異なると思いますが、

曜日によっては聴力検査などもあるため、

検査がスムーズに行えるよう授乳の調節なども行います。

 

また心臓や腎臓などに気になることがあれば、

場合によってはエコーなどの精密検査を行うことがあります。

口唇口蓋裂や合指などの奇形があった場合には形成外科へ診察依頼を行います

基本的に生後すぐに手術を行うことは赤ちゃんの体力的にもリスクがあります。

そのため、ある程度成長した時に行います。

その際に形成外科の医師にスムーズにサポートしてもらえるよう支援する必要があります。

 

分娩がある際にはベビーキャッチに入ります。

そのため、進行者がいる場合はその産婦さんの情報や進行状況を

把握しておく必要があります。

 

また、私の施設はNICUが併設しているため、

黄疸や呼吸障害などで産科にいた赤ちゃんがNICUに転棟したり、

NICUに入院していた赤ちゃんが状態が落ち着いて産科病棟に戻ってきたりします。

 

そのときの対応はベビー係の仕事になります。

医師の指示の有無を確認したり、必要な書類を処理する必要があります。

赤ちゃんのことが終わったら新生児室環境整備や翌日の準備や記録を行います。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。

ベビー係は1日中赤ちゃんと戯れているわけではなく、

赤ちゃんの状態を確認したり診察の介助や必要に応じて

分娩のベビーキャッチに入ったり様々な仕事内容があります。

次回以降もお読み頂けると幸いです。

ありがとうございました。