助産師

助産師 1年目で必要な知識と働きながら効率の良く学習していく方法とは?

皆さんこんにちは!

助産師ブロガーのえりです!

よろしくお願いします!

 

助産師1年目は学びの年です!

学生から社会人になり多くの人は勉強をしなくて済むと思うかもしれません。

ただ、医療現場は常に情報が新しくなります。

エビデンスが変われば今までの常識も覆されます。

1年目に

・基礎を固めておくこと!

・勉強の仕方を身につけておくこと!

が出来れば、自分のやり方が確立します。

勉強の方法が確立していることで、

新しい情報が入ってきた時に対応することができ

より楽しく仕事が出来ます。

早速、1年目で身につけておくべき勉強の方法をお伝えしていきます!

助産師1年目が抜けやすいエビデンスとは?

社会人になると学生の時よりエビデンスが求められます。

【エビデンス】とは根拠のことです。

なぜ、その状態になるのか。

なぜその処置が必要なのか。

ということが分かっていなければ、患者さんの不利益となる可能性が高くなります。

そのため、根拠に基づいた知識や対応が求められます!

ただ、新人は臨床経験が少ないため、

どうしても知識が浅い状態であることが多いです。

ゆえに、異常な症状が起きた時に、

なぜそういう事が起きているか分からないという事態に陥ります。

そもそも、知識が無ければそれが危険だと気づくことすら出来ないかも知れません。

そうなった場合、患者さんはどうなるでしょう。

私が1年目の時、妊婦さんから

「うっすらピンクっぽいものが出ました。」と言われました。

明らかな赤色であれば異常であることは明白です!

しかし、その時は正直その症状がどの程度危険であるか分かりませんでした。

ただ、自己判断は危険であると判断し、

フォローの先輩に伝えると、「あなたはどう考えるの?」と言われました。

そこで私は、

・自分で患者さんの症状からリスクをアセスメントすること。

・医師への報告の必要性の判断。

をしなければいけないことを学びました。

 

また、妊婦さんを受け持つ時は、受け持つ前までの症状や状況を

把握しておく必要があります。

理由として、その症状が

・突然起きたものなのか

・元々あったけど酷くなっているのか

・以前からあって変わらないのか

で対応が異なるからです!

 

以前からあった場合は、状況に応じて様子を見ても良い場合と

医師に報告する場合があります。

しかし、突然起きたものは基本的に医師に報告し指示を仰ぐ必要があります。

特に妊婦さんであれば、切迫症状の増悪や赤ちゃんの心音低下、

血圧上昇などがあります。

私はそこで知識が無いことや薄いことに恐怖を感じました。

命を扱う仕事の責任の重さを再認識しました。

仕事をしながらも効率的に自力にする方法とは?

そこで私は受け持った患者さんの病態を振り返ることにしました。

たとえ、その日は出来なかったり分からなかったとしても、

同じ領域で働いている場合必ず同じ病態の患者さんが入院してきます。

その時に同じ失敗や分からないということが無いように心がけました。

誰でも1度は失敗します!

問題は失敗や分からなかった後にどのように対応するかです。

1番の問題点は失敗を振り返らないことです。

私達の分野で失敗するということは命を危険に晒すということです!

それは肝に命じておきましょう!

ただ、正直教科書に載ってないようなこともあります。

その場合は、先輩に「調べたが分からなかったこと」や

「自分はこう考える」など必ず行動したことを明確にしましょう。

その上で、解決出来なかったということを伝え聞いてみましょう。

その他にも、病棟では基本患者さんの情報を共有するカンファレンスがあります。

また、毎日看護記録を書きます。

カンファレンスでは、先輩が患者さんの状態からどうアセスメントし

どういう援助をしたかなどを聞いて吸収しましょう!

記録も同じで先輩の考えを吸収出来る最大のツールです!

自宅での勉強だけでなく働きながら勉強することが出来ます!

1年目は日々業務でいっぱいいっぱいになるかもしれません。

しかし、そのような視点を持っておくことで

自分の知識量やアセスメント能力は確実に変わると思います!

カンファレンスや記録は先輩の考えを学ぶことの出来る最大のチャンスです!

ぜひ活かしてみましょう!

おわりに

最後までお読み頂きありがとうございます。

今回は社会人になってからの勉強方法についてお話してきました。

社会人になってからは自宅での勉強はもちろんですが

職場でも先輩やカンファレンス、記録を通して学ぶことが出来ます。

助産師は常に命を扱っているという責任が伴います。

日々業務に追われがちですが、視点を変えて効率よく自分の力にしましょう!

次回以降もお読み頂けると幸いです。