助産学校

助産学校の両親学級実習 夫婦で助け合って赤ちゃんを迎えるために必要なことは?

皆さんこんにちは!

助産師ブロガーのえりです!

よろしくお願いします!

 

両親学級という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

両親学級は立ち会い出産を望む夫婦に向けて

お産の流れや立ち会う上での注意点を伝える場になります!

 

人は分からないことに遭遇すると不安になります。

お産は基本授業でも習いません。

そのため、多くの夫婦がお産に対する知識がありません。

先輩ママがいてもお産は個人差があるため、専門職者からの話は重要です!

 

学生時代にも自分達で考えて本当の夫婦に両親学級を実施する実習があります!

ここからは両親学級実習に関してお伝えしていきます。

助産学校の両親学級実習、成否はのカギは”事前準備”!

両親学級とは…

夫婦に対して出産や育児に関して知っていて欲しいことをお伝えする場になります!

 

両親学級実習は本当の夫婦に実施します。

両親学級は基本的にお金を頂いて実施します。

そのため、クオリティーは重要です!

先生や指導者さんに見せてOKを貰えないと実施出来ません。

そのため、媒体や構成、伝え方を考えることが非常に重要になります!

両親学級も時間が決まっているためその中で効果的に

指導できるよう考えなければなりません!

 

また、パワーポイントなど視覚的な媒体も重要です!

まず、ご夫婦に何を知って欲しいかを考えます。

その上で構成を考えます!

両親学級は他の実習を行いながら考える必要があるため、

実習後にグループワークをして構成を練り、資料作成を行いました!

何度も試行錯誤しながら形にしていきます!

この時、パソコンが得意な人がいると本当にスムーズに進みました!

構成は基本的に、お産の兆候やお産の流れ、旦那さんが出来ることなどを盛り込みます!

必須な項目があれば指導者さんからも指定があると思うので、

その場合はその指示に従いましょう!

 

資料が完成したら今度は原稿です!

実際に伝える時は、分かりやすく説明する必要があります。

そのため、話し方や声の大きさも重要です。

特に本番は原稿は暗記しなければいけません!

そのため、ただ棒読みになってしまうと産婦さんたちにも伝わらない可能性があります!

よって、どれだけ感情を込め、資料も合わせて効果的に伝えられるかが重要です!

 

先生や指導者さんから資料や原稿のOKが貰えたら次はリハーサルをします!

実際に実施する場所で助産師役と夫婦役になり、本番を想定してリハーサルをします。

実際にやってみるとパワーポイントの写りなど様々調整が必要になります。

また見やすさも重要になるため、椅子の配置なども重要です!

 

当日がスムーズに進行出来るように学校でも何度も練習を行います!

他の実習と並行で行なうので大変ですが、同期と一緒に乗り越えましょう!

当日は、参加してくれた夫婦にしっかり情報提供出来るように心を込めて実施しましょう!

両親学級は実習施設によって異なると思いますが、

全て学生が行なう所と主要な所を実施して細かい所は指導者が

最終的に補足する場合があります。

そのため、学生が使用出来る時間が決まってますので、

時間配分を間違えないようにしましょう!

 

妊婦さんは、長時間同じ姿勢でいることが苦痛になることがあります。

水分補給やトイレ休憩もしっかり組み込みましょう!

中には、具合が悪くなる方もいる可能性があるため、

そこも配慮しながら実習しなければいけません。

実際に母親学級や両親学級の最中に気分が悪くなる方はいらっしゃいます。

その時の対応も考えましょう!

 

また両親学級等は一方的に進めても頭に入らないことが多いです。

そのため、必ず質問の有無を確認しましょう!

場合によっては質問形式も取り入れ、参加型に出来ると良いと思います!

おわりに

最後までお読み頂きありがとうございます!

今回は両親学級に関してお伝えしてきました。

 

お産は一般の人は雑誌等で勉強していてもイメージはほとんどつきません。

そのため、両親学級にてイメージを付けてもらう必要があります!

参加型にして、医療用語は極力使わずに少しでも

分かりやすく伝えるように心がけましょう!

次回以降もお読み頂けると幸いです!